冷えとりを始めてからの変化というものはいろいろありますが、私の場合は特に体の変化というよりも「心の変化」に顕著にあらわれているなと感じています。
それがきっと私にとって特に必要なことでもあったのでしょうね、きっと。
感覚が鋭く直感的になってきた感じ
とにかく、くよくよ悩まなくなりました!
これが冷えとりの効果と言われてもピンと来ない方が多いと思いますが、これ、まさに冷えとりの効果なのです。
「心の冷え」というとなんだか胡散臭いようにも聞こえますが、「心を閉じている」とか「頑なな心」と言えばわかりやすいでしょうか。
自分に正直であれ、素直であれと思ってきたけれど、ともすればそれが
「融通の利かない考え方」
になることも多々ありました。その度に
「これが私の考え方だから」
と自分を通してきましたが、それも度を越せば単なる「頑固者」になるわけで。
そしてそんな小さなこだわりをいくつも抱え込むうちに、すっかり「冷えた心」の出来上がり。ガチガチに固まった考えに、ルールを作った自分ですら身動きが出来なくなります。
それが冷えとりを始める前の私。
でも冷えとりを続けるにしたがって、「こうでなければならない」から「ま、いっか♪」に変わってきたのです。これは私にとってはかなり大きな変化です。
何が良いって自分が楽。
自分が作ったルールに縛られることなく、かといってそれは「自分勝手」とか「言ってることとやることが違う」というものでもなく。
一本筋は通っているけれど、それ以外の事に関しては柔軟に対応できるようになった、という感じでしょうか。
逆に言えば、自分の中で一本「これ!」っていうものが明確にわかってきたからこそ、それ以外の事は自由にふわりふわりと対応できるようになったというのかな。
一本筋が通っているからこそ、ふわふわとしていても自分がぶれないし、「言ってることがいつも違う」ともならないし。
冷えとりを始めて最初は「足があったかくて気持ちいいー★」という単純な気持ちだけでしたが、ほんの少しずつその暖かさが心をほぐしていき、今はすっかりとらわれることなく伸び伸びと暮らせるようになった・・・という感じです。
その「良い方への変化」は今現在も続いていて、毎日毎日自分が進化していっている感じ(笑)!
若い頃からこんな風に考えられることが出来たらどんなに楽だったか・・・と思いますが、今がその時だったのだから仕方ありませんね。
たった冷えとりをしただけなのに、靴下の重ね履きをしただけなのに、こんなにも気持ちが大きく変わるなんて!
生きているのが辛いと思うことがあるとしたら、きっと足やお腹まわりが冷えていると思います。ウソでしょう?と思うでしょうが本当にそう。
ちょっと足をさすってあげるだけでも、撫でたところは必ず暖かくなってくるし、暖かくなるのと同時に硬く締まった心がほぐれてくるのを感じられるはずです。
自分を暖めてあげて、慈しんであげて、許してあげて、感謝してあげてくださいね。
きっと心が柔らかくなるはずですから・・・