「冷えとりを始めると人生が変わる」
というのは言い過ぎでしょうか。でも、「冷えとりを始めたからこそ今の自分がある」と思うことが時々あります。
いろいろなことが繋がっていった結果人生は変わる!と言い切れる
何か一つ、「これが変わった!」というわけではないのです。
一つのことが次に繋がり、それがまたさらに次に繋がり・・・という連鎖があり今に至る、という感じでしょうか。
そんな最初のきっかけになったのが、冷えとりを始めて二年半が過ぎた頃にフト、
「そうだ、靴下の枚数を減らしてみよう」
と思ったことでした。
この時点で靴下の枚数は「4枚+カバーソックス」の計5枚。今は何枚も重ね履きしなくても温かい くらしきぬさんの内絹外ウール靴下重ね履きセット に出会えたので、重ね履きの枚数は3枚となっています。
ただこの3枚は、今までの何枚もの重ね履きよりもずっと温かいので、この時から枚数的にはほぼ変わっていないと言えます。
靴下の枚数を減らした理由の一番は
「靴下の重ね履きだけに頼らず、発熱する体作りをしよう」
と思い立ったから。でもこれは大きな決意というのではなく、なんとなくそう思ったから、というだけでした。
でも今思えばそういう気持ちになったのも、冷えとりを続けてきたことによって体の中からの声が聞こえやすくなった、ともいえるかもしれません。
そこから、あれだけやらなきゃと想っていたのになかなかできなかった日々の運動を自然に取り入れられるようになり、運動をするようになるとより自分の身体の声が聞こえやすくなり。
その結果、関節を錆びつかせないようなストレッチをするようになったり、ただ歩くのではなくより効果的な歩き方を実践してみたりと、アクティブな方向に変わってきました。
これ、以前では絶対に考えられない事です。
「運動=ダイエット」というのが私の中での長い間の方式でしたが、そうではなく、元気に楽しく暮らしていくためを考えると、ふくよかが良い・・・とは言わないけれど、痩せすぎも良くないと思うようになったのです。
また、「〇〇ダイエット」的な、何か一つを食べて痩せるというようなダイエット法や、流行の器具を購入して部分痩せをするようなダイエット法には興味がなくなってきたのも一つ。
ダイエットと言うのは簡単に言えば「食べる量 < 運動量」というバランスが取れていればいいはず。
かといって、若い頃とは体の変化もあるし活動量も変わってきているから、今の自分に見合った食べ方・運動を知らなければなりません。
それにも最近やっと着手できるようになり、ようやく自分を俯瞰できるようになれました。
ここまで長かった!(笑)
今思うと、いかにこれまでの食生活や運動のバランスが悪かったかと衝撃を受けますね。
そしてよくこれまで大きな病気もなく過ごせてこれたなと感謝せずにはいられません。
これまでずっとくよくよ悩んだりネガティブに考えがちだったことも大きく変わってきたのもここ最近です。今はどんなこともポジティブにとらえられるようになりました。
ここまで書いてみただけでも、いろいろな気持ちの変化・体の変化・生活の変化があったことがわかります。そして、これらの変化がもたらす効果、それが
「人生が変わる」
ということなのだと思うのです。
何もそれは劇的なドラマティックなことではなく、自分の考え方が変わったのだから、これまでの人生とは変わってくるのは当然のこと。
恥ずかしい話ですが、これまで「人生が変わる」と聞いて抱いていたイメージは
「大富豪になる」
的なものでした(笑) ホント、お恥ずかしい・・・
でもそうではなくて(もちろんそれでもいいのですが)、自分が変われば今までと同じものでも見方が変わってきますよね。見方が変わればこっちのもの、そこには今までにない感謝が生まれたり、尊敬や慈しみなどのプラスの感情が生まれます。
そうなるとさらに人生は好転して行く!・・・と思うのですが、どうでしょう?
最初にも書いた通り、私がやったことは冷えとりを始めただけ。
それだけで、わずか四年目にしてこれだけ気持ちの変化や生活の変化があったのですから・・・
やっぱり冷えとりを始めると人生が変わるっていうのは本当だと思うのです(^-^)