冷えとり生活の中で大切なのは、
- 半身浴をしっかりすること
- 靴下の重ね履きをすること
- ストレスをためない事
などがあげられると思いますが、
冷えとりに限らず、健康に暮らすのにとても大切なのは 食生活 だと思います。
美味しい玄米なら続けられる!
でもそういわれても、いったい何を、どんなふうに食べていいのか迷うのではないでしょうか。
世の中には、効果を過大にうたった健康食品の類も多いですもんね。
私は子供を出産して母乳育児を始めるに当たり、
「母親の食べたものが、全部母乳に出る」
ということを知り、以来、自然な食べ物や減農薬・有機栽培の野菜などを摂るように心がけてきました。
ところで、この
「自然な食べ物」
っていう定義、結構クセモノじゃないですかね?
母乳育児を始めて、ただでさえ初めての子育てで頭がいっぱいなのに、
「自然な食べ物って、いったい何を食べたらいいの?」
と泣きそうになったこともありましたっけ。
以来、背伸びして完全なマクロビオティックに走ったこともありましたが、
今は大きくとらえて考えるようになりました。
中でも私が一番こだわっていることは、
「主食を玄米におきかえる」
ということ。
日本人の主食は「米」。
麺やパンなどの小麦ではなく、米から栄養を吸収してから体を作るようになっています。
私などは、小麦を食べるとお腹が張ったりするのですが、
日本人の腸と、外来の食べ物の相性があるようなんです。
だから、何を食べたらいいか迷ったら、まずはお米をしっかり食べてみる。
それが続けられたなら、雑穀米や分突き米に変えていって玄米に移行するのもいいですね。
余談ですが、
「どうしてもパン食がやめられない!」
という場合は、トースト(焼く)よりも 蒸す(スチーム)が日本人の腸にあっているそうですよ。
さて、玄米に挑戦してみようと思った方、
また、今までに玄米を食べたけれど、ボソボソしていて美味しくなかったという印象をお持ちの方、
いったい玄米って、どう炊けば美味しいんだろう?と思うと思います。
私の経験上、美味しく、手軽に炊けるのは 圧力鍋だと思います。
土鍋で炊くのは陰と陽の関係上一番良いと思われますが、これ結構大変・・・
毎日、無理なく続けていくのが大切なので、圧力鍋で炊くのがベストと個人的には思っています。
洗った玄米を圧力鍋に入れ、おもりが回りだしたら弱火にして28分、
タイマーが鳴ったら火を止め、蒸らすこと10分。
フタをあけ、天地返しをしたら出来上がり。
いろいろな炊き方や時間があるので、自分が美味しいと思う炊き方をするのが大事らしいですよ。
ちなみに私は、「中島デコ」さんという方の本を愛用しています。
それでは、私の玄米の炊き方を写真で紹介します。
最近は圧力鍋で直接玄米を炊くのではなく、中に 「カムカム鍋」という内釜を入れて炊いています。
洗った玄米をカムカム鍋にセットし、
塩をほんのちょっと。
フタをしておもりが回りだしたら火を弱めて1時間。
おもりが下がったらフタを開け、カムカム鍋をとりだし天地返ししたらできあがり
黄金色の、モチモチっとした美味しい玄米です
多めに炊いて、小分けにして冷凍保存しておくと便利。
ラップはきっちりしないで、ふんわり包むようにしておくと、温めなおした時に美味しい気がします。
ゴマ塩をかけ、お味噌汁と漬物があったら もう完璧な食事!!
なにより、ご飯の準備がないのが嬉しい(笑
でも一番難しいのは・・・
「腹八分目」にすること(>_<)
これは冷えとりに限らず・・・ですけどね(^_^;)