年末年始に行った日帰り温泉施設には、岩盤浴もありました。ペア岩盤浴などはとても人気が高く、休日になると入れ替え制度や予約制度が取り入れられるほど!
しかし行ったその日は世の中的にはまだ平日だったらしく、岩盤浴だけでなく温泉の方もガラガラ。そこで、「入らなくてはもったいない!」という気持ちから久しぶりの岩盤浴をしてみました。
今の体はこれまでの結果 この先を作り替えられるのは自分
以前にも書いたことがありますが、私はどうも岩盤浴が苦手。
それは、岩盤浴中はいいけれど、すぐに足は冷たくなるからということと、やはり頭寒足熱になりにくく、のぼせやすいという点です。
これまでも何回か岩盤浴を経験してきましたが、そのどれもが
「岩盤浴中は気持ちいいけれど、すぐにのぼせたり足が冷たくなるから・・・」
という理由で、定期的に通おうという気持ちにはなれませんでした。
その話を友達にしたところ、
「岩盤浴をした後はいつまでもポカポカしてるよ?」
と聞き、自分の冷えの根の深さを思い知らされた気がしたのも足が遠のいた理由でしょうか。
岩盤浴で内臓を温めるという行為自体が「女子力が高い」感じがして憧れるのですが、
その後のカキーンと冷たくなる足を思い出すと・・・行く気持ちが失せるのも確か。
もしかしたら、岩盤浴を一定期間に何度か繰り返せばそういう体質が改善されるのかもしれませんが、つい億劫になってそこまでには至らず。
その日帰り温泉も、混んでいる時に岩盤浴をしようとは思わなかったし、予約をしてまでやるつもりもないのでいつも温泉を楽しむだけでした。
しかしここまで空いているというのはこれまでで初めて。これをスルーするのはもったいなく思ってしまい、久しぶりに岩盤浴をしてみることに。
今回はこれまでの経験を活かし、
「岩盤浴後に足が冷たくなっても心を折らない(笑)」
と自分に言い聞かせておきました。「今度こそ・・・!」と思うとガッカリするのはいつものパターンなので^^;
午前中の10時過ぎに付き、旦那さんとお昼ご飯を食べる時間も決めていたので、お風呂には入らずに岩盤浴で過ごすことにしました。
リラックスできる音楽が流れる、いつ行っても思う不思議な感覚の岩盤浴。いつも頭に浮かぶのが「宇宙」というイメージです。
身体が冷えていたのでしょうか、その日の石はかなり熱いような気がしました。裸足で石の上を歩くのが暑くて、思わずつま先歩きをしてしまったほど。
サウナのような湿度の高い中での呼吸が苦手ですが、岩盤浴はギリギリ大丈夫なライン。途中苦しくなると手で顔を覆ったりしながら、お腹・背中、そして脇腹まで(笑)温めました。
その後、待ち合わせ時間になったので、岩盤浴の服を着替え館内着に。その際には以前書いたように、ウールスパッツを着用し、靴下の重ね履きもして食事処に行ったおかげで、いつものように急激に襲ってくる冷えに苦しむことはありませんでした。
とはいえ、館内は薄い館内着で、顔を上気させながら素足で歩いている人ばかり。靴下を履いている方など一人もいません。
やっぱり自分は人よりも冷えているのかなぁ・・・と悲しい気持ちになりました。
しかし、いつもの岩盤浴ならここで帰宅しますが、この日はこの後ゆっくりと温泉を楽しめるということもあり、そんな気持ちもすぐに忘れることが出来ました。
午後は温泉を楽しんだあと、再び車で帰宅したわけですが、温泉を入ったあとでもやはり足元は冷えて来ます。これはいつものこと。
しかし、岩盤浴をした後よりも温泉に入った後の方が、足のポカポカは持続しています。
これは、私にはお湯に浸かった方が体の中までしっかり温まる、ということなのかもしれませんね。
先日のブログ、「どうして?靴下の重ね履きより素足の方が暖かいなんて」ではたくさんのコメントをいただきました。
一つ一つ読ませていただいているうちに、自分の体質を人と比べても仕方がないよなぁという気持ちになり、やっと心が落ち着きました。
出来れば
「岩盤浴に行ったから今日は寝るまでポカポカだった!」
なんていう事を言ってみたいなぁと思いますが、今の体は自分の生活が作り上げて来たもの。
作り上げてきた月日をかけるくらいの気持ちで冷えを改善して行かなければならないのだろうなぁと思います。
そしてそれは決して後ろ向きなことではなく前向きな挑戦!これからの長い人生の中で着実に改善されていければ・・・と思っています。