先日、何かで読んだ中に、
「足の冷えをとりには、お風呂上りに冷水を浴びるのが一番」
とありました。
これは、
「暖かいお湯に浸かって開いた毛穴を、冷水で引き締めて体温を逃がさないようにする」
という意味なのでしょう。
お風呂上りに冷水を浴びるという方法は、何も最近知ったわけではなく、
ずいぶん前から言われていることではあります。
若い頃はそれを信じて、
冷たさを我慢して水を浴びて出ていた時もありました。
が、真冬にそれは苦行です。
しかも、田舎の戸建ての真冬の夜の水の冷たさと言ったら・・・
心臓麻痺を起しても不思議じゃありません。
当時は、それで冷え性が治ったか治らないかというよりも、
とにかく冷たくて冷たくて、辛いのでやめました。
季節が夏でも冬でも関係なくて、
せっかく温まった体を水で冷やすというのがどうも好きになれませんでした。
そして冷えとりを知った今。
もしかしたら、今の自分ならそれが辛くないかも?と思ってしまったのです。
何の根拠もないのですが、
冷えとりをしていなかった、体の冷えというものを根本的に考えてみたことのなかったころとは違い、
今なら仕上げに冷水をかけることで、冷えをとることができるのかもしれない。
そう思って、しっかり一時間半身浴をしたあと、
髪と体を洗い、出るときに足にだけ冷水をかけました。
昔は足だけでなく全身に冷水を浴びたので辛かったですが、
足だけならばさほど辛くありません。
これでもし、この方法で足がポカポカしてくるのなら、
毎日続けて行こう、そう考えていました。
水をかけた直後の足は、
せっかく温まった足が一気に冷やされ、その冷たさは冷水をかけていな全身に広がりました。
でもその後、きっと足がポカポカしてくるはず、
事実、昔やった時にはそうなったし。
そう信じて、暖かさが戻ってくるのを待ちました。
が、着替えをしている時も、肌の手入れをしていても、
髪を乾かしていても・・・
冷やされた足が、ジンジンと暖かくなってくることはありませんでした・・・。
これにはとてもショックでした。
以前に試した時は、冷たいのは一瞬で、すぐにポッポッとしてきた記憶があったのですが・・・
先ほどにも書いた通り、冷水をかけて熱を閉じ込める、という理屈は理解できます。
でも、考えた通りにはなりませんでした。
どうしてだろう・・・
その後、冷え切った足を温めるには、
布団の中に入れた湯たんぽに足をつけ、じっとして温まるのを待つしかありませんでした。
結論としては、
お風呂上りに冷水を浴びる、という方法は、
今の私には合わなかったようです。
やはりこの方法も、自分で発熱する力があるタイプの人に向いているのかなぁ?
今はふくらはぎの筋肉を鍛える運動をしているところなので、
その筋肉が鍛えられた時にまた挑戦してみようかな? ←懲りない。