通販サイトの「買い物かご」に、ずーっと入っていたものがあります。
いったん買い物かごに入れてはみたものの、なかなか買う決心がつかずそのまま保留になっていたもの。
ラプアンカンクリ ショール MARIA
それは、ラプアン カンクリ(lapuan kankurit)のショールです。

ラプアン カンクリ / ショール ウィズ ポケット Maria [LAPUAN KANKURIT]
以前何かで見て一目ぼれでした! 色や雰囲気も素敵だし何より暖かそう♪
しかしその時点ですでに売り切れ、その年の入荷なしの悲しい表示が。
次こそは・・・と思っていたのですが、「まだ在庫があるから大丈夫だな」と思っていたらあっという間に売り切れに(>_<) 痛恨のミスに落ち込みました^^;
そして今年こそ見かけたらその場で購入しよう!と固く誓ったものの、いざ実際に通販サイトに在庫を見かけたのは5月か6月頃。
さすがに・・・早すぎる気がする・・・もう少し涼しくなってからでも大丈夫じゃないかなぁ・・・
しかしもう二度と失敗はしたくない、在庫が確実にあって好みの色を選べる今買っておくべき、と思い購入に至りました。
ところで、今回私が購入したのは 「MARIA」というもの。
ラプアンカンクリのポケットショールは3種類あるようで、
MARIA
UNI
IIDA
というラインナップのようです。
それぞれの特徴としては、MARIAは模様入り・UNIは無地・IIDAは着丈が長いという違いがありますが、一番は無地がいいか柄入りがいいかという好みになるでしょう。
私は断然、MARIAに一目ぼれだったので、楽天のショップで販売が開始されるのをずっと待っていました。
ちなみに、楽天でラプアンカンクリのショールの口コミが一番多いショップはscoopeというお店でした。
実際に購入した方たちのレビューはとても参考になるので、少し値段のするものを買う時には参考にさせてもらっています。
迷っているならば良い点・悪い点など、全部情報として知った上でなら「失敗した!!」と思わないで済むと思います(^-^)
グレーか?ブラウンか? 迷いに迷った挙句決めたのは
さて、ラプアンカンクリのMARIAを買うことはもう決定しました。
しかし、これだけ散々悩んだ期間が長かったにも関わらず、色が・・・決められないでいました。
カートに入れてあったのはブラウンでした。ブラックもありますが、私はブラックがあまりに合わないので今回は除外。
今回購入の際も、そのままブラウンを購入するつもりだったのですが、悩んで悩んで悩んで、最後の最後にまさかのグレーに変更💦
パソコンの画面からだと色がわかりにくいですね。
元々、グレートブラウンの色の違いに大きく変わりがないのかな?という気もします。
しかし、体の半分を覆う大判なショールなだけに、少しの違いであっても全体のイメージとして大きく影響をしてくると思われるため、特に色選びには慎重にならざるを得ません。
そして最終的にブラウンからグレーに変更した決定打は・・・
「一番人気はグレー」という一言 😅
我ながら流されやすいというか、こういう言葉に弱いというか・・・みんなが選ぶものを選んでおけば安心♪という気持ちはなかなか変えられないことは自覚しています。
ただ、どちらの色を選んでもそう間違いはないだろうなという気持ちから、えいっ!とばかりにグレーを注文しました。
そして手元に届いた今、「グレーで大正解★」と大満足しています。
アップにすると模様が目立ちますが、遠めだとさほど目立ちません。
この部分に茶色い色っぽく見えます。
現物はこの写真と色が近いです。ふんわりとした優しいグレーはどんな服にも似合いそう。
この冬の冷えとり服に大活躍してくれそうです(^-^)
ラプアンカンクリポケットショールはチクチクする?
まず届いて手に取った時の最初の感想は「分厚い!」でした。
購入した方の口コミの中には、「ブランケットのようで最初は失敗したと思った」というものもありましたが、その気持ちわかります。確かにショールと想像していたものよりもはるかに厚みがあり、その厚みが不安を抱かせます。
しかし羽織ってしまえば全く問題なし! 毛布のように見えたショールも全然気にならなくなります。
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冷えとりファッション冬 ラプアンカンクリのショール
そしてこの厚み、その難点を通り越してしまえばこっちのもの、あとは「非常に温かい」という強みに変わります。これ、冬場はコート要らずかも!?
「チクチクする」という方もいるようですが、半そでの上に羽織ってみたけれど特に私は気になりませんでした。
私はリネンの服も全く気にならないタイプなので、気になる方は気になるのかも?
ただ、冬のショールなので素肌に羽織ることはないため、気になるとしたら首元や手でしょうか。それもタートルの服や手袋で少し解消されるかもしれません。
それと、これは口コミに、「届いてすぐ羽織った時は普通に暖かいと思った程度だったけれど、一度洗ったらもっふもふになって暖かさは倍増した」とありました。
もしかしたら洗うことでチクチクが緩和されることもあるかもしれませんね。
ラプアンカンクリの最大の難関は
そしてラプアンカンクリの一番の難関はニオイです。
購入した口コミの中でも一番多い案件だったかもしれません。ここ、重要ですので楽天のレビューを熟読することをお勧めします。
そもそもラプアンカンクリの素材は羊毛、ウール100%。それだからこその暖かさがあるわけですが、どうやら普通のウール100%の商品に比べると若干ニオイがあるようで・・・
しかもそのニオイ、多くの方がおっしゃるには「獣臭」だとか!
獣臭と聞いて一番に思い出すことがあります。それは、今から20年近く前に個人輸入で購入したバブーシュ。
獣臭いと承知の上で購入したのですが、その想像をはるかに上回る強烈な獣臭は、とてもじゃないけど履けるものではありませんでした・・・
履くと足や靴下に獣臭がうつり、ことあるごとに気になってしまうのです。
仕方なくしばらく外に陰干ししておいたのですが、獣臭が薄れることはなく、靴箱にあると臭いがすごいので、袋に入れて口を堅く縛っておいたほど。
あれから20年近く経ったけれど今もそのニオイは健在で履く気になれません。
今は大分安くなったようですが、なにせモロッコから取り寄せた本場の物(笑)だからとにかく強烈。
私にとって獣臭とはモロッコのバブーシュの臭い!!
だから、今回ショールを購入する際に一番気になったのは獣臭のことでした。
バブーシュはまだ足で鼻から遠い場所だからいいけれど(それでも履けませんでしたが)、ショールではとてもじゃないけれど羽織ってなどいられないでしょう。
口コミを読むと、さほど気にならなかった方もいれば、もうどうにもならなくて使っていないという方もいます。
感じ方の違いなので、こればかりは自分との相性を実際に感じてみるしかなさそうです。
注文して届いたのは段ボールの箱で、開けるとビニール袋にショールが入れられていました。
この状態で全くの無臭。無臭というか、臭いを気に留めることもなかった、という段階。
実はあとでわかったのですが、このビニール袋には空気穴が開いていました。
箱を開けた時に臭わなかったのはビニール袋に入っていたからだと思っていたのですが、臭いが強ければこの時点で十分獣臭を感じ取っていたことになります。
そして袋から出して肩に羽織ってみます。最初に感じたのは
「暖かい」
でした。ということはこの時点でもまだ獣臭を察知していないという事になります。
ひとしきり写真を撮った後、フト思い出した「そうだ、臭いは!?」ということ。
そこで、ショールに鼻を近づけて臭いを嗅いでみると・・・
いました、動物園が(笑)
うちのバブーシュの臭いに比べれば1000分の1程度ではありますが、確かに獣臭がします。
とはいえ、ここまで全く気にならなかった程度の臭いの強さです。私は問題ありませんでした。羽織っていても臭いは気になりません。鼻を近づけて嗅ぐと動物園がある、という感じ。
これはうちのバブーシュにも言える事ですが、個体によって多少の差があるのだろうと思います。天然の素材ですものね。たまたま商品の臭いが強く、獣臭に敏感な人に届いてしまったら辛いかもしれません。
そこで、ウール100%のショールの獣臭を少しでも軽減させる方法を調べてみました。
① 陰干しする
風通しの良い場所で陰干しをするだけで羊毛独特の臭いは大分取れるそうです。直射日光に当ててしまうと、色あせや黄ばみの原因になってしまうので絶対に避けてくださいね
② 専用の袋に入っていた場合は出して保管する
うちに届いたショールもビニール袋に入っていましたが、そのまま保管すると臭いがこもってしまうのだそうです。袋から出して保管しておいた方が良さそうです
③ ドライクリーニングがおススメ
ラプアンカンクリのショールを購入した方たちの口コミを読むと、多くの方が家で手洗いをしているようですが、本来ならあまりおススメはしないそうです
手洗いも可能のようですが、縮んでしまったり肌触りが変わってしまう可能性もあるそうなので自己責任で。
毛羽立ちがある場合など、一度ドライクリーニングに出すとおさまってくるそうなので、臭い対策もかねて一度ドライクリーニングを試してみるのもいいかもしれません。
おさまってくるようですよ。
関東地方は昨日やっと梅雨が明け、これからが夏本番。なのに真冬のウールのショールを購入するのはなかなか勇気がいりますが・・・
絶対に手に入れたいのなら、ぜひ寒くなる前に買っておくのをおススメします。
まだ暑い時期でも間違いなく手に入れたいのであればチャンスですよ♪