小食になるために、食べ過ぎないで済むように、 最近気を付けていることを書いてみます。
どなたかの参考になれば幸いです。
まず、私は冷えとりをするずっと前から朝食は食べていません。
これは単純に 「お腹が空かない」 から。
独身時代で仕事をしていた時は、それこそ
「食べないともたない!」
という切迫感から、お腹も空いていないのに無理やり詰め込んでいました。
静かな職場だったこともあり、お腹が 「ぐ~っ」 と鳴るのも恥ずかしかったですしね、
若かったから(笑
お腹が鳴りたくないから食べる、でも本当は食べたくない、喉を通らない・・・
そんな気持ちのせめぎ合いでした。
それが妊娠を機に仕事を辞め家にいられるようになってからは、
「朝はお腹が空いていないから食べない」
という、自分にとっては理想的な生活ができるように。
もっとも、子供を産んで母乳で育てている時は、とにかくお腹が空いてお腹が空いて、
母乳はジャンジャン出るけれど体重もグングン減っていきました。
今からでは信じられない話ですが、毎食ご飯3杯!! 食べていたにも関わらず、体重は38キロまで落ちました。
ご飯を3杯なんて・・・人生で本当にこの時だけの経験でした^^;
ただその頃はとにかく体重が落ちていくことを 子供を育てる親として恐怖に近いものを感じてしました。
手に力が入らないから、子供を抱っこするのに不安を感じていたし。
やはり何事も 「過ぎる」 のはよくないですね。
痩せたいわけではないのに、食べても食べても痩せていった理由は今でもよくわかりません。
母乳が出過ぎていたのかもしれません。
「母乳は血液」 と言われるそうですし、まさに 身を削って子供を育ていた頃でした。
とにかく、体の需要と供給が追い付いていない感じでしたね。
そんな夢のような?激やせ時代を経て現在の 「中年太り」 時代に突入しているわけですが、
これまでの私の食べ方はこうです。
先ほども書いた通り、朝は食べずに、お昼まで家事などをして過ごします。
コーヒーを飲んだり、お菓子をつまんだりと、あれば食べたりしていました。
お昼は残り物です。
専業主婦はどうしてもそうなりますよね。
自分が食べるために何かを作る・・・ということはありません。
残り物や期限的に食べてしまわなければ困るものなど、テーブルの上にズラズラズラ~ッと並べ、 食べ終わるまで何かを取りに行かないで済むように、食べるものすべてを並べてから食べ始めました。
そして夜ご飯。
私の場合、冷えを作っている原因の1つは 「お酒」。
これはもう・・・わかっちゃいるけど、です^^;
ただ、一日が終わったご褒美ですから、美味しく楽しくいただいています。
ビール1本と焼酎のロック(笑)を飲んだりしています。
以上が大まかな一日の食事です。
さて、このこれまでの食生活の中で、今は食べる量などは特に変えたつもりはありません。
断食をしているわけでもないし、普通に食べています。
ただ、大きな変化がありました。それはこの部分。
テーブルの上にズラズラズラ~ッと並べ、 食べ終わるまで何かを取りに行かないで済むように、食べるものすべてを並べてから食べ始めました
私は元来面倒くさがりなものですから、食べ始めてから、
「あ、お醤油忘れた」 とか
「そうだ、あれも食べちゃわなきゃ」 と、途中で席を立つのが嫌です。
だから、とにかく全部並べてから食べ始める、並べたものは、片っ端から食べる、というスタイルでした。
これを、
最初に食べるものだけテーブルに運んで、それが食べ終わってから次に食べるものを作る
に代えました。
一番重要な部分は
「それが食べ終わってから次に食べるものを作る」
だと思います。
これまでは温めたりしてから全てをテーブルの上に並べていたわけですが、
今はそれをちょこちょこと小出しにするわけです。
例えばある日のお昼はこんな感じ。
まず、ボールいっぱいの野菜を食べます。
この日は暑かったので、温野菜ではなく レタスをバリバリ食べました。
パプリカとトマトのピクルスもあったので、それも一緒に食べました。
食べ終わって、何か温かいものを飲みたくなったので、そこからスープを温め始めました。
温まったスープを器によそって、テーブルに運んでいただきます。
スープが飲み終わった時点で、食べ始めてからすでに20分経過しています。
先日、タニタの栄養士さんが
「食べ始める時に タイマーを20分でセットしてから食べると良い」
とおっしゃっていました。
これは、20分くらいで満腹中枢が満たされるからなのだとか。
確かにこの時点で、お腹はいい感じになっています。 腹七分目といったところでしょうか。
ここで辞めていもいいのですが、サラダとスープでは夕方にお腹が空いて、夕飯を食べすぎるかもしれないので、
美味しいイングリッシュマフィンがあったので、半分に割ってカリッと焼いていただきました。
ここでお腹と心も大満足したので、お昼ご飯の終了です。
これまでと食べているものはなんら変わりはないのですが、食べ方をちょっと変えてみただけで、量がぐっと減ったと思います。
何より私の場合、
「小食にできないダメダメな自分」
と、自分を責めないで済むようになり、なんだかちょっと自信までついてしまいました。
こんな風にちょっとしたことに気付けたのも、少しの量でお腹が満足できるようになったのも、
もしかしたら内臓が温まって本来の食事の量に戻ってきた・・・のかもしれませんね。
そう思うと、やっぱり冷えとりってすごい。
「変わった」 のではなく、 「本来の自分」 というところがなんとも愛おしいですね。