冷えとりを始めた頃は、
「靴下の重ね履きをして、半身浴をしていれば冷え性は治るんだ!」
と思っていました。ぬくぬくと暖かくしているだけでいいなんてラッキー♪ 位に思っていたと思います。
靴下の重ね履きと半身浴だけじゃ根っこの冷えはとれない?
確かに、靴下を重ねばきしていると暖かいし、半身浴では体が芯から温まる感じはするし。これを続けて行けば、いつの間にか冷え性は治る!と思い込んでいました。
しかし、二年くらい経った頃にフト、
「どうして靴下を重ね履きをしている時は暖かいのに、脱ぐと寒いのだろう?」
と気づきました。
当然のことながら、布で覆えば暖かいし、剥ぎ取れば寒くなります。でも冷えとりを始めれば、冷えの根っこのようなものを取り除いてくれる、と都合よく解釈していたのです。
もちろん冷えとり健康法を始めただけで冷え性が完全に解消された方も多いと思います。
でも私の場合は、靴下の重ね履きと半身浴だけでは冷えが解消されたとはいえませんでした。
その時にやっと、
「足が発熱しなければ、靴下を脱げば冷えるのは当然」
と言うことに気付いたのです。
以来、冷えとり健康法は続けつつも、運動により筋肉をつけ、自ら発熱する体を作って行こうと試行錯誤しています。
そして冷えとりには食事も大切だとつくづく感じます。
身体に入れたものによって体が冷えるのはもちろん、食べる量によっても体は冷え、食材の安全に関してはこれまで考えたことはあっても、いかに「食べ方」に関しては無頓着だったかということを思い知らされました。
ただ、以前なら
「冷えとりは靴下の重ね履きと半身浴だけ。冷えが取れるのに長くかかってもいい」
と思っていたのに、今では
「冷えとりだけに頼らず、総合的に健康になりたい」
と思うようになったのは、やっぱり冷えとりによって心が変わってきたから。
私にとっての一番の「冷えとり効果」です。
足が暖かくなるならと気軽に始めた冷えとり健康法。
その方法はあまりにも自分に合っていて、
「一生続けるだろう」
と思っていました。
しかし、今では冷えとり健康法も含め、王道の健康作りもやっていこうと思うようになりました。
そう考えるようになったのも、元をたどれば冷えとりのおかげ♪
冷えとりを始めると人生が変わる!
というのはいささか大げさかもしれませんが、あながちそうでもないのです・・・よ(*^-^*)