先日のこと。
普段なら冷えとり健康法のことを紹介するのは戸惑ってしまうのですが、
ここぞとばかりにアピールする絶好の機会(?)がありました。
それは気軽に出かけた集まりの場だったのですが、
最近すっかり寒くなったこの頃、皆さんコートとまではいかなくても、
何枚か上着を重ね着していらしていました。
そんな中、長袖一枚でぷらんと出かけた私。
少し前に風邪をひきそうにな寒気を感じた時以来、
会う方会う方に半袖の言い訳をするのも面倒になったこともあり、
綿の長袖Tシャツを着るようになったのでした。
私の中では、つい最近までノースリーブでうろうろしていたのですから、
ずいぶんと秋らしいスタイルになったものだと思っていました。
が、周りの方はそうは思わないようで・・・。
「そんな恰好で寒くないの!?」
「上着は着てないの!?」
と大層驚かれました・・・。
また、ここにきて体調を崩している友人も多く、その時も
「ねぇねぇ、グリーンスムージーを飲むと体が冷えると思う。」
などと聞かれてしまいました(苦笑
普段なら冷えとりのことは今まで口にしないよう気を付けているのですが、
そこは気の置けない友達同士。
そして、冷えに悩んでいるとあれば、ここはスルーできない場面です!
そこで、私がどうして寒くないかを、ちょっとだけ話してみました。
すると・・・
「えっ! それはどういうものなの? 詳しく教えて!!」
「それ、どれくらい続けてるの? 本当に寒くなくなるの?」
「靴下はいくらくらいかかる? 飽きない?」
などなどなど、嬉しい質問攻め。
食いついた・・・などと言うのは言い方が悪いですが、
同じような年齢同士、やはり体の不調の悩みは同じようでちょっと嬉しかったです。
私がこの時に力説したことは、靴下の重ね履きでも半身浴でも湯たんぽでもなく、
「体のバランスが整うと調子がいい」
ということ。
それは、下半身を温かく、上半身を涼しくするということ。
ただこのルールを守るだけで、私もずいぶんと快適に過ごせるようになったので、
自信をもって勧めることができます。
誰にでも靴下を何枚も重ね履きすることができる環境とは限らないので、
そのルールさえ頭の片隅に置いておけば、冷えに対して怖がらなくて済むような気がするのです。
例えば、ちょっと寒い日に出かけようという時に、
これまでだったら何の迷いもなく素足にバレエシューズを履いていた人が、
もしかしたらルールを思い出して、そこにレッグウォーマーを足してくれるかもしれないし。
そういうところから始まって、いつか自分で
「アレ? そういえば足を温めると体調がいいぞ?」
と気づいてくれたらもうこれ、最強ですよね。
そうなった時に、そういえば前にhaco.ちゃんが何か言ってたな~と
思い出して聞いてくれたらホイホイ話すし、冷えとりの本なんかもプレゼントしちゃうし(笑
こんな風に冷えとりが広まっていくのが一番いいですね。
以前の私なら、
「こんなに素晴らしいこと、みんなに教えた~い!!」
と鼻息荒く(笑)まくし立てていたかもしれません。
(実際それに近いこともありましたっけ)
それ・・・ドン引きですよね。
今の私なら、もう少し肩の力を抜いた冷えとりの普及ができるかとw
以前、
「私の重ね履きで象のような足を見て、気づいてくれる人がいれば・・・」
と書いたことがありますが、
そうではなく、
冷えとりをしている結果としてこんな風に薄着なんだよ、
もしくは
冷えとりをしている結果、こんなに元気で体調がいいんだよ、
という姿を見てもらうのが一番なのかもしれないな~と思ったのでした。