冷え性を治すという目的で冷えとり健康法を始めたわけですが、途中からフト、
「靴下を重ねばきしたり、半身浴をしたりで冷えは本当に治るのだろうか?もっと根本的な改善方法はないのだろうか?」
という思いにかられました。結果、冷えとり健康法の「靴下の重ね履き」や「半身浴」だけに頼るのではなく、それも含めてもっと大きな視点から冷えを改善していこう、という結論に達しました。
冷え性を解消するのは簡単でシンプル ただそれが「できるかできないか」だけ
この考えは今後の自分の冷えとりに大きな一歩を与えてくれたと思います。元々、何事においても「猪突猛進」なところがあり、自分でも「もっとペースをおとして」と自分に言い聞かせることも多かったです。
冷えとり健康法を始めた頃も、「ゆるゆる冷えとり」とはいいつつも、今思えば「ガツガツ系」の冷えとりだったなぁと赤面する思いです^^;
なぜ冷えとり健康法に頼るだけではなく、冷えとり健康法も含め、さまざまな方法を考えようと思ったかと言えば、根本的なところから冷えを改善したいと思ったから。靴下を重ね履きしたり、半身浴をするのはあくまでも対処法でしかない、と気づいたのです。
もちろんこれは私に関しての場合で、靴下の重ねばきをして冷え性が治る人もいれば、毎日の半身浴ですっかりデトックスができたという方もいるでしょう。これは体質の差もあると思います。
私の冷えの場合は、もっと根が深いというか、生活習慣からガラリと変えない事には、いつまで経っても対処療法にしか過ぎないと感じたのです。
そこで取り入れたのは「運動」と「食事」。といっても、これはずいぶん前から意識してやっていたことではありました。が、今思うとまだまだ足りなかったというか、もっと本腰を入れてやらなければ、冷え性が改善しないどころか、そのうち病気になる可能性だってあるのでは?と考えるようになったのです。
私が冷えとりを始めてこの三年間で、一番大きく変わったという点は「心の変化」です。派手なめんげんはありませんでしたが、心の持ち方が冷えとりを始める前からは別人のようになったと思っています。
私の場合、身体のめんげんよりも「心のめんげん」がより顕著にあらわれたのだなと思います。そのおかげで、一つの考えに固執しなくなったり、相手をゆるせるようになったりして、結果的に「自分が楽」になれたのです。これ、私にとってはかなり大きな収穫です。
いつもいつも、キリキリ・カリカリして、物事が思うように進まなかったりすると、それを発散できない性格なのでストレスを溜めこんでいたのですが、冷えとりを始めてからは、
「ま、いっか」とか
「それぞれに事情があるよね」
とか、広い視野で物事を見られるようになってきたのです。
そんな経験を経て、私なりに考えた冷え性改善方法は、
「運動」「食事」「ストレスレス」
じゃないか?と思い始めていました。
そんな時に、その考えを決定づけてくれる記事を読みました。
参照:ショウガ(生姜)やココアで低体温症(冷え性)が治るわけがない
このブログの管理人さんは、若くして大腸がんを患ったのですが、その後抗がん剤治療もなく、独自の理論で再発もなく現在に至っているのだそう。
そしてその方は、
「正しいやり方」を実践すれば、様々な病気が同時に治っていきます
とおっしゃっています。ガンだけでなく、様々な病気や、冷え性も治る、というのです。現にこの方は、体温が35度台の低体温だったのに、手術後の生活改善をしているうちに、気が付けば低体温症が治っていたのだとか!
日中の体温も、今では37度はあるのでは?ということです。
そしてこの方が考える「冷え性を治す三つの要素」は、「適切な食生活」「適切な運動習慣」「適切な精神」で、冷え性改善における優先順位は、
「適切な運動習慣」 > 「適切な食生活」 > 「適切な精神」
と考えているそう。
まず、優先順位は別として、「心の要素」が入っていたことに驚いたし、「やっぱりそうか」とも思いました。冷えとりの本の中でも、「心の冷えは強い」というようなことが書いてあり、ストレスを抱えずに過ごすことが冷えとりには重要とされていましたが、まさに、ですね。
この優先順位は病気によって変わってくるそうですが、冷えを克服したい場合は「まず運動」だということです。要は筋肉をつけろ、ということですね。
ただ、運動をしろとはいっても「適切な」と前置きがあるように、決して無理をしてはいけない、とおっしゃっていました。わかります・・・私などはつい、無理をして運動をすることが多いです。まだまだ「~しなければならない」という考え方が残っているのですね。
紹介したリンク先は、とにかく冷え性に関して詳しく検証されていますので、お時間があればぜひ読んでいただきたいと思います。適切なサプリメントも、管理人さんの経験で語られているので信頼できると思います。
「適切な運動習慣」ですが、ここのところ毎日決めた時間に体を動かす習慣がついてきて、調子に乗った私はもう一つ運動を増やしてみました。やり終ったあとは心地よい汗とやり切った充実感で爽快でした。
が、次の朝、身体をベッドから起こそうとした時に感じた体の倦怠感。しばらくこういうことがなかっただけに、「あれ?なんで?」と不思議でなりませんでした。
しかしその後増やした運動が、「自分にはオーバーワークだった」ということがわかり、元通りに戻したところ、身体に疲れが残らないようになったのです。
またまた出ちゃいました、「イノシシ」が(笑)
やはり何事も「適切」が大事なのですね。
これで「適切な運動習慣」と「適切な精神」は装備(笑)することができました。あとは「適切な食生活」ですが、これに関しては長くなったのでまた次回にでも。