冷えとり靴下を扱うショップは、私が冷えとり健康法を始めた2011年頃に比べるとずいぶん増えてきました。
当時は高価な靴下が多かったですが(とは言っても品質から考えると当然なのですが)、今は手ごろな値段の冷えとり靴下も増えてきて、今から冷えとり健康法を始めようと思う方にとっては気軽に始められるようになったのは、冷えとり愛好者としては嬉しい事です。
ただ、あまりにも「冷えとり」と称した商品が多すぎて、その中から本当に良いもの・冷えとりとして満足がいく靴下を見つけるのは大変です。ましてやこれから冷えとり健康法を始めようと思う方にとっては、選ぶだけで嫌になってしまわれたら、こんなに悲しいことはありません。
そこで、冷えとり歴7年になる私がこれまで履いてきた靴下の中で、
と思う冷えとり靴下をランキング方式にしてみました。これから冷えとり健康法を始めようと思っている方・新しい冷えとり靴下の購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
7年間で履いた冷えとり靴下は7社
冷えとりを始めて7年が過ぎましたが、これまでずいぶんいろいろなメーカーの冷えとり靴下を履いてきました。数えてみたら7社!
さらに、一つの靴下メーカーから「シルク×綿」だったり「シルク×ウール」と購入する場合もあるので、冷えとり靴下の種類でいったらかなりの枚数になります。
しかし、それだけ靴下があっても選んで履く靴下はほぼ決まってきました。これまでの冷えとり歴の中で私が履いてきて、その中でもついつい選んでしまう冷えとり靴下のランキングは以下の通りです。
第5位 無印良品のシルク混・綿混重ね履き5本指靴下・2足組
まず5位は無印良品の「シルク混・綿混重ね履き5本指靴下・2足組」です。 冷えとり靴下を履き続けてきて、以前からずっと気になっていた無印良品の冷えとり靴下。 お気に入りの冷えとり靴下はありますが、いろいろな冷えとり靴下の履き心地を試してみたかったのです。 ただ ...
無印良品の冷えとり靴下をおすすめする理由 手頃な値段と品質の良さでこれから冷えとりを始めたい方にピッタリ
こちらはこれから冷えとり健康法を始めようと思っている方にとって、手に入りやすく価格も手ごろな、入門編にピッタリの冷えとり靴下セットです。
シルクと綿の2足の重ね履きセットで、本格的な冷えとり靴下の重ね履きからすると少々物足りない枚数ですが、それでもこれまで靴下を重ね履きしたことのない方にとってはおすすめのセットです。
1枚1枚がとてもしっかりしていて肉厚。個人的には2枚目はウールを履きたいところですが(足に汗をかくので吸水・放出性の高いウールの冷えとり靴下を好んで履いています)、ウールは冬の素材のイメージがあるので好みが分かれるところだと思います。
そういう点では無印良品の重ね履き5本指靴下2足セットは、抵抗感なく冷えとりが始めやすいと思います。
また、しっかりした生地でありながら値段は比較的低めの設定 というところも嬉しいところ。中にはペラペラでお粗末としか言いようのないものもあるので、無印良品は安心しておすすめできるという点で第5位のランキングインとなりました。
第4位 meri ja kuuメリヤクー
第4位は、メリヤクーの「月と小さなワンピース 北アメリカの旅」。 以前から欲しいなぁと思っていたメリヤクーmeri JA kuuの冷えとり靴下。少し前にブログにも書いていました。 meri ja kuuメリヤクーの冷えとり靴下が可愛い! そんな気持ちが ...
夏の冷えとりにメリヤクーの靴下 可愛くてお気に入りのブランドに追加です♪
私が購入したのは夏だったので4枚目が綿ですが、こちらは4枚目だけウールの冬バージョン。
ウールバージョンも雰囲気があってとっても可愛いですね。
こちらは「シルク×オーガニックコットン」ですが、年間を通して使えて便利です。
メリヤクーの冷えとり靴下は、見てのとおり文句なしに可愛い! 冷えとりファッションとあわせても違和感が全くありません。
4枚・6枚と何枚も重ねて履く冷えとり靴下は、もちろん「暖かさ」という点ではいいのですが、ファッション的には・・・広く理解が得るのは難しいかもしれません。
その点、メリヤクーの冷えとり靴下は本当に可愛い(^-^)
生地自体は薄いので、冬場に履くタイプではないのですが、逆に夏に履く靴下と考えたら合格!夏場でも暑苦しくなく履きこなすことが出来ます。
暑い夏、スパッツはさすがに履けずに素足でも、メリヤクーの靴下を4枚履いていると思うと「冷えとり的にはOK」と思えるのも嬉しいです。
第3位 冷えとりショップ841のシルク・ウール4枚セット
第2位は、私が冷えとりを始めて最初に出会った「冷えとりショップ841」さんです。 注文していた、841さんの冷えとり靴下4枚セットがきました♪ 冷えとり靴下4枚セット。1枚目絹5本指、2枚目ウール5本指、3枚目絹先丸、4枚目ウール先丸。4枚... これを2組と、追加でこちらも 冷え ...
841さんの 冷えとり靴下セットが来た!!
もう何足お世話になったかわかりません!それくらいいろいろな靴下をこちらで購入させてもらいました。
まず841さんのお店の良い所、それは「スタッフがしっかり冷えとりをしているところ」です。これはとても重要です。
冷えとり靴下というのは履いてみるとわかりますが、手持ちの靴下を重ね履きするのと専用の靴下を重ね履きするのでは全然違います。
当然のことながら、重ね履きした靴下の最期に履く「カバーソックス」も、それに対応するものでなければなりません。
冷えとり健康法が一般的に広まったことにつれ、それこそ「乗っかってみた」的なショップも増えてきたことは事実です。
「重ね履きすればいいんでしょ?」とでも言わんばかりの、そんなお店も中にはあります。
しかし、冷えとりショップ841さんはスタッフ全員が冷えとり、それもかなり本格的な冷えとりを続けてらっしゃっていて、まさに「痒い所に手が届く」商品のラインナップが魅力です。
安価な冷えとり靴下に手を出してみて、初めて本物のショップの良さがわかった、苦い経験・・・というか良い経験をさせてもらいました。
【冷え取り靴下 4足セット】基本の冷えとり靴下 シルク100% ウール100% 5本指ソックス
第2位 くらしきぬの内絹外ウール靴下重ね履きセット
そして惜しくも2位の冷えとり靴下は、くらしきぬさんの「内絹外ウール 靴下 重ね履きセット」です。 冷えとり靴下の品質の良さで定評のある「くらしきぬ」さんから、「夏ウール 冷えとり靴下4足セット」に続く新商品が発売されました。 その新商品「内絹外ウール靴下重ね履きセット」を前回に引き続き、お試しさせ ...
くらしきぬ冷えとり靴下新商品「内絹外ウール靴下重ね履きセット」の暖かさ
「内絹外ウール 靴下 重ね履きセット」を初めて履いた時の感動は、今でもよく覚えています。
その理由として、それまで履いてきた冷えとり靴下と比べても、段違いに暖かいということ。
手に取ってみるとよくわかりますが、とにかく肉厚!「これを履いて暖かくないわけがない」と思いました。
しかも内絹外ウール(内絹外綿もありますが私はウールを愛用)だから、履く枚数はわずか2枚。2枚で4枚の重ね履きの効果と同じというのは嬉しいこと。冷えとり靴の悩みもハードルが下がります。
何より2枚だから何枚も重ね履きをしているという感じがないのも◎。
以来、穴が開いたところには補強をして履き続けていますが、そろそろ新しいセットに買い替えなければなぁと思っています。
値段は少々お高いですが、4枚買うと考えたら同じ位でしょうか。また、品質を考えれば決して高くはない値段かもしれません。
「冷えとり靴下を履いてみたけど、思っていたほど暖かくない・・・」と思っている方に、ぜひくらしきぬさんの「内絹外ウール靴下重ね履きセット」をおススメします。
第1位 大法紡績 シルク&ウール クワトロ
そして、長年お世話になってきた「内絹外ウール靴下重ね履きセット」を抑えて堂々の第1位になったのは!
大法紡績さんの「シルク&ウール クワトロ」です。
履いた瞬間からもう温かい、この靴下なくして私の冷えとりは語れなくなったほど、それくらいお気に入りの冷えとり靴下です。
先日、松居一代さんの健康法についてのブログを書いた時に少し触れた、大法紡績の冷えとり靴下。 ▶ 松居一代さんの衣服へのこだわりと物を大切にする心 松居さん ... 続きを見る ここ数年、冷えとり靴下は内絹外ウール一択です。くらしきぬさんのもの。 くらしきぬ 内絹外ウール 靴下 重ね履きセット Lサイズ posted with カエレバ 楽天市場 Amazo ... 続きを見る
大法紡績の冷えとり靴下クワトロ ふわふわ・とろんとしてあったかい
クワトロが暖かすぎて震える
私は手や足に多量の汗をかく多汗症なので、冷えとり靴下に多く使われている綿と相性が悪いです。
綿は天然素材で汗を吸収しやすく放出性もありますが、私ほどの量の汗はなかなか乾きにくく、吸った汗が冷たく冷えて逆に足を冷やしてしまうことに。
その点、ウールは吸収性・放出性に富んでいるため、どんなに汗をかいても靴下は常に気持ちよく乾いています。
ウールと聞くと「冬の素材」のイメージですが、そういった理由で夏こそおすすめ!私は1年を通してシルク&ウールの靴下を愛用しています。
冷えとり靴下ランキング | まとめ
冷えとりを始めて一番最初に買ったのは841さんのもので、いきなり冷えとり専用の良品と出会えたおかげで、有名な冷えとり靴下である「千代治さんの冷えとり靴下」、「うさぎの会」等の冷えとり靴下はまだ試したことがありません。
でもいずれはぜひ履いてみたいと思っています。その時はランキングが変わるかもしれませんね。
また、これは私の個人的な考えでもありますが、安価な冷えとり靴下も増えてきた中、値段では選ばないことも大切かなと思っています。
というのも、基本的に冷えとり靴下の素材であるシルクやウールは決して安いものではありません。また、シルクやウールを使っているからといって、どれでもいいわけではありません。
良質なものは生地も厚く、そうなると値段は当然高くなってしまいます。
でもそれで得られるのは心地よい暖かさ。せっかく冷えとり靴下を履いても、「なんだ、全然暖かくないじゃない」と思われてしまうのはやっぱり寂しいです。
値段が全てではありませんが、これだけ冷えとり靴下が多くなってきた今、選ぶ判断基準の一つとして
「あまり安いものは疑ってみる」
という選択肢もありかなという気がします。
もちろん、安価な靴下にもメリットはあります。それは、初心者の方の導入靴下として最適だということ。
続けられるかどうかわからない冷えとりのために、高い冷えとり靴下を買うのはためらいますよね。でもそこでせっかく冷えとりに興味を持ったのだから、ぜひ一度試してもらいたいのです。
そんな時には、お試しとして安価な冷えとり靴下を買ってみるのがいいと思います。
そしてもし続けられそうなら、次はぜひ違いや効果がわかる冷えとり靴下を選んでもらえたらなぁと思います。