私がピアスの穴を開けたのは、もう20年以上前の事。若い頃はそれなりにオシャレもしていましたが、特にここ数年は、肌断食や湯シャンなどの「自分に手をかけない」部分に拍車がかかり、ピアスなどすっかりつけなくなっていました。
冷えとりで皮膚の修復効果が高まった?
ピアスの穴を開けた頃には毎日つけて楽しんでいたし、穴がすっかり開いてふさがる心配がなくなっても、オシャレとして楽しんでいました。
しかし子供を産んで病院に入院したことでピアスをいったん外すようになってから、その後の育児でピアスをすることもほとんどなくなってきました。
それでも、思い出したようにごくたまにピアスをしても不思議と穴はふさがっておらず、つけたい時に・オシャレを楽しみたい時だけにピアスをする・・・という生活が長く続いていました。
穴を開けて十年以上経つと、たとえ日常的にピアスをすることはなくても穴はふさがらないものなのだなぁと、我ながら感心していました。
ごくたまに、ピアスを刺そうとすると薄皮?みたいなものが貼っているのか、
「プチン」
と音がしてピアスの穴を通過する・・・ということもありました。
しかし、ふさがっているのはあくまでもごく表面で、中の部分はしっかりと貫通したままだったので、穴がふさがるなど考えてもいなかったのです。
子育ても一段落し、これからは少し自分を磨く努力をしていかないと老けていくだけだなぁ・・・と思い、最近流行の揺れるピアスなど、顔のそばに輝きのあるものを欲しくなったお年頃となり(笑)
たまたま見かけた可愛いピアスがあり、少々高かったのですが「これからの自分への投資」として購入。早速家に帰ってつけてみようとしたところ・・・
穴が見つからない!!
それでも最初は焦りもしませんでした。いつもピアスの先で耳たぶの皮膚をたどっていると、他の部分の皮膚とは明らかに違う、スッと入っていく感覚のある部分が見つかっていたので。
しかし今回ばかりはいくら探ってみても全く穴が見当たりません。
おかしいなぁと思って鏡で確認してみたのですが、何十年とふさがらなかったピアスの穴が、きれいさっぱりとなくなっていたのです・・・
初めは信じられなくて、「そんなはずない、これまでふさがらなかったのだから!」と探したのですが、本当に、最初からそんな穴など存在しなかったかのように、耳たぶの表面はなめらかで、つるんとしたまま。
これまでなら、ピアスの穴が開いた部分を親指と人差し指ではさんでみると「コリコリ」した芯のようなものの感触がありました。
が、今はそうしてみてもプニプニの耳たぶのみ。コリコリとした芯はもうなくなっていたのです・・・
こんなことってあるのですねぇ。
もう完全に穴は貫通し、一生ふさがることはないものなのだと思っていましたが。
せっかく買ってしまったピアスは無駄になってしまいましたが、こんなこともあるさと感情を手放しました。
そしてある時フト、
「待てよ、もしかしたらピアスの穴がふさがったのって、冷えとりと関係がある?」
と気づいたのです。
冷えとりとピアスの穴、この二つに一見何の関係もないように見えますが・・・
でも進藤先生の言葉を借りるなら、
「冷えとりを始めてから起きたことは全てめんげん」
なのですから、何らかの影響があるのかもしれません。
というのも、
「冷えとりをしていると傷の治りが早い」
という事実もあるから、です。
よく、昔の傷跡が冷えとりをしていたら自然と消えていた、とか、
怪我をしても冷えとりをしていれば治りが早いから安心、という話を聞きます。
これは免疫力が上がって細胞の入れ替わりが早くなったのかな~と仮説を立ててみたり、
身体が暖かいと細胞の活性が盛んなのかな~と想像してみたり。
なんとなくですが、耳たぶの内側から細胞がモリモリっと盛り上がって(笑)、長年開いていた穴をふさいでしまったのでは?
な~んていうイメージが浮かんできますが・・・どうなのでしょう?
身体が生まれた状態に戻っていく、と考えるとなんとなくですが納得できますね。
だとしたら冷えとり、すごすぎ!