「~活」という言葉を最近よく目にしますが、「子宮活」という言葉もあるそうですね。子宮のケアをすることで、妊娠しやすくなったり、不調を改善するということですが、こういうことはどんどん流行っていって欲しいなぁと思います。
ところで、子宮を温めるって、具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?
子宮の温め方法
Family Walk / Glyn Lowe Photoworks.
子宮を温めるにはいくつかのアクセス方法があると思います。
簡単に思いつくことといえば、外側から温めること。腹巻きを巻いたりホッカイロを貼ったり、冷えた部分に熱源を直接当てることで、ダイレクトに冷えた部分を温めることができます。
ただ、これはあくまでも応急的な処置。熱源を取り外したり、またそれ自体が冷めてしまえば、身体の冷えはまた元に戻るだけ。
だから外部から温めつつも、もっと根本的な改善を考えて行った方がいいと思われます。
まず、足をよく動かすことによって、血行が促進され、温まった血液がスムースに子宮に届くのだそう。足を動かすと言えば・・・簡単なのがウォーキングなどでしょうか。
また歩くことによってふくらはぎが鍛えられると、ふくらはぎの筋肉がポンプのような役目をして冷え治るという話を聞いてからは、私も歯を磨きながらふくらはぎの運動をしたり、何かと注目してきていました。
そして、やはりここでもまた運動・・・なのですね^^;
人間が生きて生活していく上で、運動はもう切っても切り離せないものなのですね。
それから、身体の中に直接取り込むものとして、口から入るものにも注意をしなければなりません。今の季節、もう飲み物に氷を入れて日常的に飲むということは少ないでしょうが、子宮の温めを考えるのであれば、常温または白湯等を飲んだ方がいいでしょう。
私が食事を作る上でいつも気にかけていることは、根菜を多く取り入れるということです。根菜には体を温める効果があるし、硬いものをしっかり噛むことで自然と食べる量は抑えられます。
運動に食事、こうして健康法を考えていると、それが冷えとりにしろダイエットにしろ病気治しにしろ、最終的には
基本的な運動と基本的な食事
に辿り着くことになりますね。
私は長い間ずっと、
「病気をせずに長生きするためには、自然食をきちんと続けること」
と信じて疑いもしなかったし、動物性のものをたくさん摂っている人を見ると、
「そんな食生活では病気になるよ」
と心の中で思ったりもしていました。
が、今ではそれが、私の中できれいに塗り替えられてしまいました。今の私の健康で長生きの持論は、
適度な運動・腹七分目の食事・毎日をストレスなく楽しく過ごす
です。
「~しなければならない」という思い込みが強い傾向があった私が、冷えとりのおかげで心がほぐされたのか(笑)、ずいぶんと柔軟な考えが持てるようになりました。
今現在、妊活中だという方も多いでしょうし、つい焦ってしまう気持ちもわかるような気がします。
が、これはよく聞く話ではあるのですが、妊娠することを諦めた途端、自然に妊娠したということが多くあります。これはきっと、心に重くのしかかっていたストレスがなくなったからというのも大きいのではないでしょうか。
知り合いに、旦那さんの家系が遺伝的に少子の傾向があり、病院で調べてみてもらったところ「自然妊娠は無理」と言われたのだそう。旦那さんが本家の一人っ子のご長男ということで、知り合いは何としても子供を産みたいと思い、体外受精の手術を三回受けたそうです。
しかし結局妊娠することはなく。
夫婦で話し合った結果、もう子供は諦めて夫婦仲良く暮らしていこうと決めた途端、なんと40歳を過ぎてから自然に妊娠したのだそう!こういうことってあるのですね。
最近では、
「もしかしたら健康に生きていくために一番大事なのは、食事よりも運動よりも、実は心の持ちようが一番重要なのでは?」
と思いようにもなりました。
とにかく、まずできることから始めていければ、と思います。これまでお腹まわりを冷やしていた方が、お腹まわりを温めただけで体調がぐっと変わるかもしれないし、いつも素足でいる方が、家に帰って来た間だけでも靴下を履いただけで、冷えが解消するかもしれないし。
私はもう妊娠をする必要がありませんが、それでも子宮の温めをして、冷えやストレスのない生活をしていきたいと思い、あることを始めてみました。
それは長くなったのでまた次回にお話ししてみようと思います。