冷えとりを始めたら車酔いしなくなった、と言ったらにわかには信じてもらえないでしょうね。なぜなら、車酔いが治った自分ですら、
「本当に冷えとりと関係あるの?」
と疑っている部分があるし。
でも本当に、車酔いがまったくなくなったのです。そしてそれは、冷えとりを始めてから、なのです・・・
カーナビすら操作できなかったほどのひどい車酔い体質がスマホを操作できるほどに変化
私が覚えている車酔いの記憶は、かなり昔までさかのぼります。
子どもの頃、親戚のおじさんにスキーに連れて行ってもらったのですが、その車内でひどい車酔いをしてしまったのです。
おじさんも困ってしまい、最後には「もうお前は連れて行かない!」とまで宣言されてしまい、苦しい思い出と悲しい思い出としてしっかり刻まれてしまっています。
子どもの頃だけではなく、大人になってからも車酔いは続き、「車に乗ることは我慢」と思っていました。
しかし、車の助手席に乗るようになってからは、ほとんど車酔いはしないように。後部座席に座ると途端に・・・でしたが。
助手席に座って・前方を見て、という条件下であれば車に酔うことはなくなりましたが、運転をしている旦那さんから、
「カーナビに行く先を入力してくれる?」
などと言われ、カーナビ画面に目線を落とすだけでもう・・・頭がゆら~りとしてきます(笑)
行先の電話番号を入力するだけでもうヘロヘロ。ヘッドレストに頭をつけ、目をつぶって
「ゴメン・・・少し休ませて・・・」
ということに。
これ、本当なのです。目線を下に落とすだけで酔えました(笑)
逆に言えば、それさえしなければ酔うことはなくなったため、車に乗ることは昔ほど苦ではなくなっていました。
ある時、旦那さんに
「ちょっと地図でこの先のパーキングを確認してくれる?」
と地図を渡され、心の中で「え~、そんな無茶な・・・」と思いながらも地図に視線を落としました。
「女性あるある」だと思うのですが、私は地図を見るのがとっても苦手。目的の場所を探すどころか、現在地を探すのすら時間がかかるほど。
そういえば中学生の頃、地理の授業の時、
「はい、地図帳開いて! 〇〇を探して!見つかった人から手をあげて!」
という先生がいて、すごーく苦しかったなぁ・・・。もちろん、クラスのほぼ全員が手を上げ終った頃にやっと見つかる・・・ということばかりでした。
大人になってもそれは変わらず、苦手な地図と、すぐにやってくるであろう車酔いに怯えつつ格闘していました。
ずいぶん時間がかかりましたが、旦那さんのドライブの補佐ができる程度に地図で指示をしていた時に、フト気づきました。
「あれっ!? なんで私、気持ち悪くないんだろう・・・?」
そう、ずっと目線を地図に落としていたにも関わらず、全く車酔いしていなかったのです。
これには自分でもびっくりしたし、どうして車酔いしなかったのか全く分かりませんでした。
以前、酔い止めの薬を飲んだことがあって、その薬が自分に合っていたのかとてもよく効いてくれて、しかもその効果はその日だけにとどまらず、2~3日効果が続いた経験がありました。
その時も、後ろを見ても気持ち悪くならないし、本を読んでも気持ち悪くならない自分に本当に驚きました。まさに、その時の感覚だったのです。
でもその時は酔い止めも飲んでいないし、その他に薬を飲んでいたわけでもなし。狐につままれたような気分でした。
しかしその後も車に乗るたびに車酔いをしないことを確認。
せっかくなので、車内でスマホを操作したところ、これも全く車酔いなし。本も読んでみましたが(笑)、こちらも問題ナシ♪
そう、やはり冷えとりを始めてから車酔いを克服してしまったようなのでした。
正直、なぜ車酔いしなくなったのかわかりませんし、それが冷えとりと関係あるのかどうかもわかりません。
ただ、冷えとりを始めてから車酔いをしなくなったというだけ。もしかしたら偶然が重なっただけで冷えとりは何も関係ないのかもしれませんが。
車酔いの原因はいろいろあるようですが、その一つに「水毒体質」を治療することで解決する場合もあるよう。
私も自分の冷えのタイプが水の滞りなのでは?と思っていたので、冷えとりを始めて代謝がよくなったことで車酔いをしなくなった、ということも考えられるかもしれませんね。
あくまでも推測ですが。
車酔いの心配のないドライブは快適ですね。長い間車酔いには苦しめられてきましたが、やっとドライブの楽しさを満喫できるようになりました。