肌断食を始めてから七か月が経ちますが、これまで化粧水やクリームをつけないことで困ったことは何一つありませんでした。
これは・・・かなりショッキングな出来事でした。
これまで何十年も続けてきたスキンケアを、根本からくつがえされた衝撃というのはかなりのものです。
肌断食を始めてから困ったことなど一つもなかったのですが、ここにきて一つだけ、「さてどうしたものか?」と思ったことがありました。
それは、「唇の乾燥」です。
プルンプルン!唇の乾燥に白色ワセリンが一回で効いた
肌断食以前は、顔を洗ったら化粧水をつけるように、唇が乾燥したらリップクリームを塗るのは当たり前でした。これはもう体が動作を覚えているというか、そうすることは考えなくてもやっていることだったと思います。
しかし肌断食を始めて七ヶ月、スキンケアに悩まない生活というのがこれほどまでに快適だとは思いませんでした。
いえ、スキンケアをしないで済むのなら楽だろうとは思っていましたが、それは現実的なことではないと思っていました。
これまで当然と思って続けてきたことをやめて、しかもその結果肌の調子が一番いいのでは?と思うほどになり、ますますコスメ全般に対する不信感のようなものが大きくなってきました。
冷えとりと同じように、多分今後も肌断食は一生続けていくことになるでしょう。
でも暑かった夏も終わり、10月とは思えないような気温が続くなかでも、湿度は次第に下がり、手にも乾燥を感じるようになりました。
手ならまだなんとなく我慢のしようがありますが、唇が乾燥してきて、しかもそれが皮向けまでしてきてしまい・・・
さすがに「どうしたものか?」と困り果てました。
仕方なく対応策として家にあったリップクリームを塗ってはみたものの、
「せっかく肌断食をしていて調子が良いのに、唇に何かを塗らなければならないなんて・・・」
という違和感もありました。
しかも、塗って乾燥が改善されるならまだしも、塗った直後はいいけれど時間が経つにつれ乾燥が増すように感じ、早急に唇の荒れ対策をしなければ!と焦ります。
評判のいいリップクリームを検索してみたところで、どうも自分に合うものは見つからず・・・解決策がまったく見いだせず、不安になりました。
肌断食を始めると、最初のうちは肌の強い感想やかゆみを感じるそうで、幸い私にはそういうことがなかったのですが、そんな時は「白色ワセリンをほんのちょっと塗ると良い」と本にありました。
そんなときのためにと買っておいた白色ワセリンですが、これまで一度も使ったことはなく、買ってから放置しっぱなしで忘れ去っていましたが、ちょうどそのことを思い出し、寝る前に唇に塗ってみました。
次の朝、前の晩にワセリンを塗ったことなどすっかり忘れて目を覚ましたにもかかわらず、
「ん?唇がヒリヒリしてない?」
と気づき、朝になってもなお唇がしっかり潤っていることに感動しました。
白色ワセリン、すごい!!
あれほど皮がめくり上がり悲惨な状態だった唇が、しっとり潤い、うっすらと赤みがさしていい感じになっています。
ついでにと乾燥した手にも塗ってみたのですが、こちらもまたしっとり♪ 塗った量がちょうど良かったのか、私にはべとつきも感じず、適度な潤いだけが残っていました。
ただ、白色ワセリンを唇に塗ると副作用がある、という気になる話を耳にしました。油焼けをする・・・などという話だったので調べてみたところ、
昔のワセリンは精製度が低いため肌荒れを起こす人もいた
のだそうです。今は精製度が上がったため、肌が丈夫な人であればまず心配はないのだそう。
そして、なるべく陽に当たるような時には塗らない方がいいそうです。また、肌が弱く不安がある方は、さらに純度が高い「サンホワイト」がいいそうですよ。
でもレビューを読んでみたところ、サンホワイトでも荒れた・・・という方もいるようなので、肌が弱い方・不安がある方はパッチテストをするか、かかりつけのお医者さんに相談してみたほうが安心でしょう。
とにかく、乾燥に伴う唇の荒れや手の荒れは、白色ワセリンという自分なりに納得がいく対処法で解決できました。こういうのは気持ちがいいですね♪