究極の問いです。
「なぜ冷えるのか?」
「食べるから」
むむむ・・・深いです^^;
まるで禅問答のようですね。
食べるから、冷える。
冷えるけど、食べる。
人間はもちろん、食べなければ生きていけません。
だから食べていいんです。
ただその食べ方が問題なわけで。
本能のおもむくままに 食べ散らかしていては健康でいられないし、
冷えはとれないのですね。
そう考えると、冷えとりって哲学ですね。
マクロビオティクスとか、桜沢先生の思想に通ずるものがあります。
先日のブログにも書きましたが、
何年冷えとり健康法を続けても、冷えを完全にとることはできないということですが、
まさにこのことですね。
食べているから冷え続ける。
生きている限り、冷えとりは続けていかなければならない。
一瞬、「大変そう」 という気もしますが、
冷えとりをやっているからこそ、もしかしたら冷えとりしていなかったら かかっていた病気にかからずに済むかもしれないし。
何事も、やっていて無駄なことはありませんよね。
と、生きていく上で食事はとり続けなければならない。冷えと上手に付き合いながら、
ということがわかりました。
では、その食べ方です。
小食がいいのはわかっていますが、お腹が空いているとついつい目が欲しがってしまう事が多いです。
まずは満腹中枢を刺激することが大事なので、
とにかく、主食を食べる前に、野菜をバリボリと食べるようにしています。
とはいえ、生野菜は体を冷やすのでほどほどに。
私はその後、アツアツの汁物を飲みます。
温かい飲み物は適度に胃を満足させてくれるそうなので。
それに、科学的なことはわからないけれど、温かい飲み物ってホッとしますよね。
それと先日テレビを見ていたら、タニタ食堂の栄養士・荻野菜々子さんが、とてもいい事をおっしゃっていました。
食べ始める時にタイマーを20分にセットする
こうすることで、ゆっくり食べようとする意識もはたらくし、
20分かけて食べると 満腹感が得られやすく食べ過ぎを防ぐ効果もあるのだとか。
ナルホド~^^
これは手軽にできてトライしやすいですねw
冷えとり健康法を始めてから、半身浴や靴下の重ね履きは何の苦も無く続けて来られましたが、
未だに実践できないのが 「小食」。
自分の意志の弱さに嫌気がさすこともしばしば・・・です。
でも、今回の禅問答?を知り、
「食べていいんだ」
「食べなきゃいけないんだ」
「食べていく限り(生きていく限り) 冷えとはうまく付き合って行けばいいんだ」
ということがよくわかった気がします。