冷えとりで車酔いを克服しちゃった!!
私は子供のころから車酔いがひどく、
親の車に乗って出かけることが非常に苦痛でした。
田舎の生活に車はなくてはならないもの。
どこへ行くにも車に乗らねばならず、
後部座席ではいつも吐き気との戦いでした。
よく覚えているのが、小学5年生の頃、
親戚のおじさんの車で連れて行ってもらったスキー旅行。
車に酔いやすので、助手席のおじさんの膝に座っていたのですが、
そこでもリバースしてしまい・・・
おじさんは嫌な顔はしなかったものの、
「haco.は車でスキーは無理だな」
と苦笑していたし、
なにより、車を汚してしまった申し訳なさで、本当に心苦しかったのを覚えています。
その後、自分で免許をとって車を運転するようになり、
運転しなくても後部座席から助手席に座るようになると、
目に見えて車酔いする回数は減りました。
ただ、主人が運転しながら
「カーナビを○○にセットしてくれる?」
などと頼まれ、少し視線をナビに落としただけでもうダメ。
その間、わずか10秒。
その後は吐き気との戦いだからドライブを楽しむことができないし、
もちろん地図なんて絶対見られません。
こんな自分なので、
車酔いとは一生つきあっていくものと思っていました。
先日、旅行前のこと。
その日は朝から軽いめまいがして、
一日中車酔いしているような感じでした。
こんなことは初めてです。
なんだろう、どうしてだろうと思って過ごすうちに、
次の日にはすっかり治っていました。
その数日後、車に乗って旅行に出かけたわけですが、
運転している主人のため、酔うのを覚悟でナビをセットしました。
いつもなら、少し操作すると一旦手を休めて前を向いて落ち着くのを待ち、
酔いがなくなるとまた操作をして・・・の繰り返し。
その時もそうするつもりだったのですが、
なぜかセットするまで車酔いせずすみ。
その時はそのことに気づきもしませんでした。
その後道路が大渋滞に突入。
予定していた時刻にはとてもじゃないけれど到着できそうもない!
仕方なく他の道を探そうとしたのですが、
主人は進んだり止まったりする運転に忙しく地図も見られず、
変わって私が地図を手に取りました。
この道をこうして行ったら・・・あぁダメだ。
じゃぁこの道に出て、この通りに出たらこっちに行って・・・
いろいろなパターンを地図を見ながら真剣に考えていると、
主人が
「haco.ちゃん、気持ち悪くならない? 大丈夫?」
と声をかけてくれて やっと自分でも気づいたのです。
アレ? 車酔いしてない!!
そのことがにわかには信じられず、
それではと、持参した文庫本を読んでみました。
もちろん主人は今までの私を知っているので
「辞めた方がいいよ」
と止めてくれましたが。
でも全然大丈夫。
本当に、信じられないくらい酔わないのです。
そしてそれを信じられないでいるのが他でもない自分。
そんな簡単に、車酔いが治るはずがありません。
多分、何か理由があるのだろう、
明日になったらまたいつも通り車酔いするだろう。
そう思っていました。
ところが、次の日も、その次の日も、
結局家に帰ってくるまで車酔いはしませんでした。
もちろん旅行中、何度も何度も確かめるように、
ナビを見たり地図を見たり本を読んだり、
今までタブーだったことをすべて繰り返しやってみましたが、全然平気。
もしかして・・・車酔いを克服しちゃったの、私!?
でももしそうだとしたら、克服できた理由はなんでしょう。
特別なことは何もしていません。
いつも通りの生活です。
しいてあげるなら・・・そこはやっぱり冷えとり・・・?
でも何でもかんでも冷えとりで治ると思ったら大間違い!!
とひねくれた考えの私。
じゃぁ、冷えとりで治ると考えるのではなく、
冷えているから車に酔う と考えたのならなんとなくですが納得がいく気が。
だから今回車酔いしなかったのは、
冷えとりをしていたおかげで、体の冷えがとれたために車酔いしなくなったのでは?
そういう仮説を立ててみました。
ただ仮説は立てたものの、どうやってそれを実証したらいいものか。
う~ん。
そこで検索してみたところ、あっけなくヒット(笑
一部の考えではあるようですが、
冷えが原因で車に酔うというのは 大きく間違った方向ではないようです。
とはいえ、冷えは生活スタイルによってまたすぐに忍び寄ってきます。
完全に冷えと縁が切れたわけではなく、
この時は たまたま体の冷えがとれた状態だっただけなのかもしれません。
それでも冷えとりで車酔いが克服できるのだとしたら・・
すごいことだなぁと思うと同時に、
冷えって本当に怖いなぁと思わずにはいられません。
夏、この暑さでとてもじゃないけど靴下なんて履いていられないと思うでしょうが、
やっぱり体は冷やさない方が絶対いい。
どこかのCMみたいだけど、
「私が証明です!」
と言いたくなっちゃいますね(笑