先日いただいたコメントで、「生理が遅れているので漢方の薬局に行ったところ、ストレスがないか聞かれた」とありました。(あきさん、いつもコメントをありがとうございます!)
確かに、私も強いストレスで生理が遅れることがよくありました。一番怖いのは、自分ではストレスだと思っていないけれど、実はかなりなストレスを背負っていた、というパターンですよね。
特に私は気にしやすい性格なので、常にストレスやプレッシャーを感じています。また、体のどこかに痛みがある時など、そのことばかり頭の中がいっぱいになり、日々の生活を楽しめないこともしばしば。
そんな時、私がやっている習慣があります。まだ最近始めたばかりですが、これがなんだかいい感じ♪ ストレスをすっかり忘れられる・・・というわけではありませんが、少なくとも辛い顔をしているよりはいいかなと。
簡単な方法ですが、私が習慣づけたいと思っているある方法を書いてみたいと思います。
気づいた時に行う、それが大切!
ストレスやプレッシャーや辛さ・痛みを感じた時に行う方法、それは超がつくほど簡単。
にっこり笑う
です。
これに気づいたのは、ホットヨガを行っているときに先生が言った言葉でした。
確かにヨガで苦しいポーズをしている時って、自分でも気づかないうちに息を止めていることが多いです。ヨガの時だけでなく、以前から考え事をしていたり、苦しいことがあると息を止めている自分に気づくことが良くありました。
ヨガをしているとよく言われることが「呼吸を止めないで!」ということです。
これはどういうことかというと、苦しくて呼吸を止めた時点で体はそれ以上伸びなくなってしまうのだとか。
例えば開脚前屈をしている時、太ももの裏が痛いのを我慢して前屈しようとすると、気づかないうちに息を止めてしまうことがあります。
そうすると、股関節はそれ以上緩まなくなってしまうのだそうです。
曲がらなくてもいいから、ゆったりした呼吸を続けることで、呼吸とともに関節は緩んでくるのだとか。そしてそれを繰り返していくうちに、いつか必ず前屈もできるようになる、とのこと。
体が硬い私にとってその道のりはかなり遠いものではありますが、先生の言葉を信じて呼吸を止めず、呼吸をするごとに体がどんどん前屈していくようなイメージを持ちながら行っています。
以来、ホットヨガの時だけですが辛いポーズをキープしているときなど、口角を上げてにっこりするように心がけていました。
不思議なことに、この癖がついてくると日常生活でも応用できるようになります。
家事をしていて、単純作業をしている時などつい不安なことを考えがちなのですが、そんな時は「にっこり」! だからといって不安が消えるわけでもないのですが、それでもにっこり。
「子供の心配事は絶えないなぁ」 → 気にしても仕方ない!にっこり
こんな感じ。もちろん体の深刻な痛みなどはにっこりだけでは済まされないかもしれませんが、気にしすぎる私にはこれくらいがちょうどいいのです。
最初は「にっこり」に気づくことができなかったり、にっこりすることよりも辛さの方が勝ってしまってにっこりできなかったこともありました。でも今はにっこりが癖になってる!
自分の顔はいくらでも変えられる
私はアンチエイジングに興味はないし、年齢よりも若く見せようという気持ちが全くありません。内面も外見も、年相応の経験や人生がにじみ出ている女性になりたいと思っています。
ただ、顔に不安がへばりついているのはやっぱりちょっと嫌かな。自分の顔を鏡で見ていると、不安そうな顔をしているなぁと感じることがあります。
自分が写っている写真を見ても、楽しそうに笑ってはいるけれど、その奥に不安が見えるような気がするし、不安を笑顔で打ち消しているようにも見えます。
そうではなく、心の底からの笑顔になりたい。
そのためには、不安を感じるようなことがあったらにっこりと笑う。そうすればいつか笑った顔が私の顔に記憶されるはず。
そうなるのにはこれからずいぶん長くかかりそうですが、でも今の顔を作ってきたのは誰あろう自分です。不安が積もりに積もって「不安顔」になってしまったのであれば、これからは笑顔を重ねていって正真正銘の「笑顔」になろう。
癖や習慣は変えられます。なぜなら自分次第だから。一番簡単なことかもしれません。
ホットヨガを始めてから、いろいろな気づきがありました。内面を見つめなおすいい機会だったのかもしれませんね。
自分の顔、自分の人生は自分で選べる
「ここが頑張りどころ!」と思えばついいつもより無理をしてしまい、その結果知らず知らずのうちにストレスがたまり、やがて体に異変が起こる・・・
頑張るようなことでなくても、自分の考えすぎであれこれ気にしてしまい、強いストレスを受けることも私の場合はよくあります。
今の時代、ストレスは誰でも多かれ少なかれ感じているものだと思います。また、多少ストレスがあった方がやり遂げた時の達成感をより感じられると思う方もいるかもしれません。
いずれにせよ、ストレスをどう受け止めるかはその人次第。もっと言えば「その人の生き方があらわれる」のかもしれません。
私のストレスをためないようにする方法は、自分の性格と向き合って編み出したもの。誰にでも適応するとは限りませんが、仏頂面をしているよりも笑っている方がいいに決まってる!
その結果、顔から緊張がとれ、表情も体も緩んでいけたらいいなぁと思います。